山を歩いていると、のんびりとスケッチをしている人を見かけます。
私もそんな山歩きがしたくなりました
山を歩いていると時々スケッチをしている人を見かけます。いいなあ、私もあんなに書けたらと思いながら過ごしてきました。元々写真が好きな私で山の記録は常に写真でした。ネガやポジを使い分け楽しんできました。最近は簡単なデジカメを愛用しています。スライドにしてその時の山行の印象を家族みんなで楽しんだり、写真を大きくして壁に飾ったり…
そんな私がスケッチをしてみようなんて気を起こしたのは…
店頭で見かけた「山と渓谷 99年11月号」の特集が目を引きました。「山登りをもっと楽しくする趣味読本」…山に登れば、野鳥観察、写真、アマチュア無線、草花観察と十分楽しんでいる私、これ以上何をと思いながらページをめくるとまだまだ楽しめる事がたくさん載っていました。ただ登るだけでも楽しいのに、他にいろいろ組み合わせるともっともっと山が楽しめるんですね。山の魅力って本当に多彩です。その中からいつかやってみたいと思っていた「スケッチ」。絵を描くなんて小学校の図画の時間以来です。それもいつも苦手で適当に早く仕上げて遊んでいたほど絵の才能のない私です。夏休み宿題の絵日記もなかなかうまく書けず両親に手伝ってもらったり苦労した思い出があります。でも、いいものをいいなあと感じる感性は書くのはへたでもあるもんなんですね。記事の中で「まず描いてみよう。うまい、へたは気にしない」の言葉が妙に心に残りました。
そんな時。群馬を代表する上毛三山のひとつ「赤城山」にドライブに行きました。紅葉はもう既に遅かったものの秋の余韻を思いっきり堪能しました。大沼のほとりでキャンバスを広げ絵を描いてる人がいました。その人がうまいかへたか分かりませんが、大沼を背景に黒檜山を描いた絵に感動!! 「私も描きたい!!」とは叫びませんでしたが、よし、やるぞって思った次第です。
それから、あるホームページの山歩きの紹介で写真の変わりにスケッチを載せているのを見かけました。写真にはない感動を覚え、更に描きたい気持ちに追い打ちをかけました。こうして下手の横好きがスタートを切ったのです。