しまなみ海道サイクリング

来島海峡大橋
 瀬戸内海を自転車で横断する。この計画を思いついたのは夏だった。しかし都合で断念。秋には「来島海峡大橋サイクリング」が催されたが、これも都合で参加できず。瀬戸内海への思いは募るばかり…そしてようやくその機会がやってきた。

走った日    06年12月23日〜24日 晴れ
コース     久留米(JR)新尾道〜今治〜松山(泊)〜八幡浜(フェリー)別府〜大分(JR)久留米
走行距離   196km
参加者     単独

計画〜輪行前夜

 コースはどうしようと思案する。安い費用で楽しく走れるコースにしたい。最初は、小倉港まで電車で行ってそこから松山にフェリー、早朝着で道後温泉でお風呂に入り、今治経由で来島海峡から尾道まで瀬戸内海を走って新幹線で久留米へ戻る。と言うコースを考えた。走行距離140km位だろうか?これだったら、金曜日に仕事が終わって急げば小倉発21:55のフェリーに間に合いそうだ。土曜日に帰ってこれるが、せっかく遠方に輪講行するのにちょっと忙しすぎる気がする

 次の案は、逆コースです。新尾道まで早朝に新幹線で移動。そこから瀬戸内海を渡って今治、そして松山からフェリーで小倉へ戻る。松山発のフェリーは21:55分だから余裕で間に合う。これは日曜日の午前中に戻ってこられるがやはり気ぜわしさは変わらない。コース段取りを考えていたとき、前日に飲み会の予定が入った…これで第1案は没(^^;

 もう少しゆっくり出来る案はないか?やはりどこかで一泊をしないとのんびり走るのは難しそうだ。で、フェリーを物色していたら、八幡浜〜別府のフェリーが見つかった。おっ、これ使えそう。四国の西側を走れるし、面白そうなコース設定が出来そうだ。で、第3案は土曜日に新尾道まで新幹線で輪行、そこから瀬戸内海横断し今治経由で松山まで走る。道後温泉で汗を流し一泊。翌日八幡浜まで走ってお昼頃のフェリーで別府へ渡る。そして九大線で久留米へ戻る。距離は約190kmだ。二日間かけてだったら問題ないだろう。なかなか面白そうなコース設定だ。もう一泊できれば湯布院あたりまで走りそこで泊まって久留米まで走ることができる。
当初の決行予定は、この3案二日泊でほぼ固まっていた。しかし天候が悪く、その週は直前になって断念。最終的には第3案松山での一泊コースに決定した。

 泊まりは民宿?それともビジネスホテル?本当は民宿に泊まってのんびり、美味しい魚料理でも食べたい気分だったが、予定がなかなか決まらず、また1人で民宿というのも寂しいし、費用もかかる。ということでいざというときのキャンセルも用意なビジネスホテルとした。

 持っていく物の準備です。輪行袋は当然ですが、着る物はどうしよう?一泊となれば下着の替えは必要だし雨対策も必要だ。寒さも気になる。ちょっと格好悪いが上下はトレーニングウエアーで良いだろう。それにフリースのシャツ。イヤーマスクに靴カバー、靴下手袋の予備各一組。雨具は登山用のゴアテックス上下。カメラに携帯、そして地図にガイドブック。携帯ポンプに予備のチューブ、パンク修理キットetc…やはヒップバッグでは容量が足り無いなあ…そうだハイキング用のザックを背負っていくか、ちょうど小振りのザックがあったのでパッキングしてみる。ちょっとゆとりがあってなかなかいい感じ。背中も汗が抜けるよにネットで隙間がある。これなら背負っても快適に走れそうだ。


 天気予報は良い。さあ、後は出発当日を迎えるのみ。残る問題はたったひとつ。それは前夜に忘年会があることです。飲み過ぎて早朝起きれなかったらこの計画は破綻する。なにしろ早朝5時20分にはJR久留米駅まで走っていきそこで輪行袋に入れて5時40分には電車の乗らなければならないのだ。忘年会だから飲まないわけには行かない。あまり飲まないようにと思っていても、酒が嫌いな方でもないのでついつい飲み過ぎる嫌いがある。
 いよいよ忘年会です。美味しい酒に御馳走、一年の喜びや苦労話、来年への抱負等々楽しい酒席が過ぎていく。当然結構飲みました。でも節度が働いて二次会は勘弁してね。まだまだ送別会はあるんでその時付き合うからねと1次会で無事帰ることが出来た。


 早く帰ったはいいが、明日の輪行を思うとなかなか寝付かれない。忘れ物はないだろうか?等と気にかかる。まるで遠足前日の小学生みたいだ(^^;目覚ましをいくつもセットする。起床は4時半予定です。寝なくっちゃ!寝なくっちゃ…寝なくっちゃ…と思うとなかなか寝付けない。もういいや少し寝酒でも飲んでガイドブックでも眺めよう。そのうち眠っていた。

その2へ(松山到着迄で〜す)

戻る