後立山連峰縦走 1 

   八方尾根から五竜山荘まで  
1999年8月19日(木)晴れ

丸山ケルンから望む白馬三山

 先日唐松岳から眺めた五竜岳、そしてそれから続く鹿島槍ケ岳の稜線に見せられ早速歩いてきました。雷鳥、猿に出会い、そして厳しい八峰キレットの梯子、鎖の連続する岩場…

8/19 八方池山荘…八方池……丸山ケルン……唐松岳…五竜山荘(泊)
    0745     0820-0915  1005-1025   1140-1200  1400
8/20 山荘…五竜山…北尾根の頭…キレット小屋…鹿島槍ケ岳(北峰)…南峰…冷池山荘(泊)
    0505  0555-0620   0730   0850-0900  1010-1030     1055-12300  1335
8/21 山荘…爺ガ岳(中峰)…南峰……種池山荘…柏原新道…扇沢バス停
    0515  0615-0710  0720-0735  0800             0945


ゴンドラを降りてリフトに乗り換えるゴンドラアダム
こんなに楽して良いのかなあと思うくらい3本のリフトなどを乗り継いで八方池山荘まで一気に標高を稼ぐ。片道1,400円
荷物が10kgを越えると追加料金必要

乗り場の横にある駐車場は日帰り専用。泊まりの人はちょっと先にある駐車場利用となる。
私は10分ほど歩くことになったが無料の駐車場(ジャンプ台の近くの第3駐車場)に止めることができた(冬期は有料となるらしい)


八方池に映る山々八方池
生憎のガス。待つこと30分、歓喜の声がわき上がる。霧のベールを脱いだ白馬三山は神秘的だ。しかし…
恥ずかしそうにちょっぴり姿を見せただけだった。
今回の山行はこれが目的の一つだっただけにちょっと残念。
前回来たときはこのあたりニッコウキスゲが多かったがもう咲いていなかった。ここまでは観光客も気軽に上がってこれる。池畔では沢山のカメラマンが池に映る一瞬を狙っていた。

丸山ケルンから望む白馬三山丸山ケルン丸山ケルン
凄い景観。
霧が晴れると眼前に聳える白馬三山が素晴らしい。
(奥から白馬岳、杓子岳、鑓ケ岳)
しばし見とれてしまった。このあと右の女性と唐松岳までご一緒する。
若さに脱帽。私は息がぜいぜい…しかしこの女性は全く乱れてなかった。

丸山ケルンから不帰ノ嶮を望む不帰の嶮
同じく丸山ケルンから望む。
後方に目を移すと五竜岳が堂々と聳えている。男らしい山容だ。
ここから唐松岳まではお花畑、前回はニッコウキスゲがたくさん咲いていたが…

 

 

唐松岳頂上山荘前から唐松岳を望む唐松岳山頂唐松岳(2,696m)
山荘から約20分、
前回登ってるのでどうしようかなあと思ったが、まだ時間は早い。
それにガスが切れ素晴らしい展望が期待できそう。
しかしガスは晴れてくれず不帰の嶮方向は何も見えなかった。
 

五竜への岩場の下り五竜山荘前のテント場五竜山荘へ
唐松岳から見る五竜岳は非常に近そうに見える。しかし実際は以外と時間が掛かった。
信州側はすっぱりと切れ落ちている岩場やざらざらした砂地の下り。そして白岳の鞍部を経てわずかで今宵の宿「五竜山荘」に到着
一泊夕食のみで7,600円

第2章続く


次へ