大平山 その2
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顔振峠(かあぶりとうげ) 標高500m
急に賑やかになった。バイクのツーリング族や、観光客で賑わうお店があらわれた。こんな説明があった(概要)
この峠の由来は「義経が絶景のあまり顔を振りながら登った」「お供の弁慶が急な登りに疲れて顔を振りながら登った」というふたつの謂われがあるらしい。いずれにしろ義経が奥州へ逃れる時にここを通ったとしている説であるが、義経奥州落ちの経路については北陸を通ったというのが有力である
かあぶりとは「かむり=冠」が転じたのではないかとされており、冠のようにとがった山があるためこのような名前となったと言われている
「かあぶりとうげ」からの展望
お店で山菜うどんを食べた。うどんも美味しかったがダイコンの付け足しが最高だった。幼少の頃の田舎の味を思い出した。
そのお店のテラスから眺める展望です。桜や山間に佇む家々、そして遠くには白く冠雪した武甲山方面の展望が雄大だった。
義経もこの素晴らしい展望に、逃亡中とはいえ、しばしのんびり出来たんだろうなあと戦国の世へと心がタイムトリップしたひとときだった。
ここから、少しの林道で快適に下る
諏訪神社 標高約505m
林道が大きくカーブするところから山道に入る。少し登りだが、快適に走れる。そしてわずかで神社に着いた。
何の神様だろうか?ちょっと変わった絵馬が沢山飾っていた
快適な山道
諏訪神社まえの広場からまた山道に入る。
単独で行くと自分が走っている写真を撮れないのが残念だ。それでは躍動感のある写真を一枚撮ろうと、走りながらカメラを構える。期待通りに躍動感のある写真となった。
ほんとは、単にぶれているだけだが…
険しい登り
分岐から山頂までは厳しい登り
こんな露岩も現れる。押していくのも大変だ。どうせピストンで下るんだからMTBは置いていこうかな…と一瞬思ったが、ここまで危険も楽しさも一蓮托生でやってきた相棒を置いていくのは残酷というものだ。
さあ、一緒に頑張ろうと方に担いで岩場を越える
越上山 標高566m
三角点のある山頂は、武甲山方面が少し開けている。相棒と一緒に記念撮影。途中に置いてこなくて良かった(^_^;
右の写真は、山頂側からみた露岩。ここを越えるのもやっかいだったが、この先にも急な下りが待っている
越上山への分岐
ここから一本木峠をめざす。掘り割りのような山道が少し続いたが、あとは快適な山道の下り。
一本木峠からは、車も少なく、快適に走る。爽快!苦しい登りがあるからこそのこの快適な下り。人生と一緒だなあ。楽あれば苦有り、苦あれば楽有り…
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