![]() |
2001年6月17日 曇り
酒呑童子&ひろ
赤城森林公園登山口…芝の広場…荒山高原…鍋割山…荒山高原…芝の広場…森林高原登山口
0905 1000-1015 1110-1150 1230 1330
やはりこの時期は赤城山のレンゲツツジを見なくちゃ
と、久しぶりに妻を誘って出かけました。
森林公園登山口から登り、鍋割山から獅子ガ鼻経由で下山して自転車で森林高原登山口に戻ろうと計画した。
で、下山口にやまびこ号をデポして登山口へ向かう。しかし、地図ではなだらかなように見えたが、実際は自転車こいで戻るのは結構急であり、歩くより大変だなあとあっさり予定変更としてピストンとした。
登山口には結構な車、やはりツツジ目当ての登山者だろう。最初は樹林帯の中、丸太の階段を登る。朝露に濡れた白い花が綺麗だった。あいにく天気は曇り空だが、レンゲツツジが見れれば満足だよねと話しながら登る。途中降りてきた二人連れに期待を持って「ツツジはどうでした?」と訪ねると「全然!!」との返事…
そう言えば、去年はこのあたりは時期が遅かったとはいえ結構花があったよなあと周りを見回す。ほんとだ、もうすぐ芝の広場に着こうかというのに茂枯れたようなレンゲツツジやヤマツツジがちらほら見えるだけだ。いやあ、今年は外れ年だなあとちょっとガッカリである。でも久しぶりの妻との山歩きだ、緑も綺麗だし、小鳥の声も爽やかだし、花なんかなくったって楽しいのだ。
芝の広場にある休憩所で一休み。先に休んでいた二人連れと「ツツジは遅かったですねえ」としばし談笑。でも、小屋の周りには立派なドウダンツツジがあり、凄いなあと感心しきりであった。
当初はここから荒山経由で荒山高原へ降りてくる予定であったが、このツツジの状況では行っても無駄だなと諦めて荒山高原を目指すこととした。
ドウダンツツジが沢山咲いている。高原が近づくにつれ賑やかな話し声が聞こえてきた。団体さんがくつろぎ中である。荒山高原も、今の時期にしては、まるでここどこ?って感じだ。こんなにツツジのない荒山高原なんて…
もう少し標高を上げればツツジもあるだろうと鍋割山をめざす。天気は依然良くないが、何となく雲の切れ間が見えてきそうな雰囲気。鍋割の稜線歩きはこの分じゃ少しは展望が期待できるかもと登る。
しかし、そう甘くはなかった。山頂に着くまで雲はとれなかった。
途中おばさんがドウダンツツジの実を採っていた。どうするんだろうと訪ねたら「家で植えてみるの」との事。果たしてちゃんと芽が出るのか疑問であるが、嬉しそうに採っているおばさんは芽が出るのを確信しているようだった。
こんな天気でも続々と山頂目指して登ってくる。ツツジが無くても展望が無くても赤城山は人気の山なのだ。ラーメンで昼食を終え下山開始。登山道の脇でおばさん達がなにやら覗いている。何かなあと横から見ると白い花が咲いている。「この花なんですか?」「クサタチバナですよ、綺麗でしょう」との返事。よく見ると登山道のわきに結構咲いていた。今日はツツジが見れなかったけど、初めての花が見れたのでまあ、良かった。
芝の広場から鍋割方面を見上げると青空となりつつあった。快晴の兆し…もう少しのんびりしてれば素晴らしい展望が望めたようだなあ。少ないツツジをのんびり見ながら下山した。
下山後、やはりレンゲツツジが見たいなあと自転車を回収し箕輪へ出て白樺高原を目指す。わずか走った所でポツポツと渋滞に巻き込まれ出した。のろのろといつ着くか分からないような感じだが、少しは進んでいる。じっと我慢、そのうちレンゲツツジの群落がその苛立ちを癒してくれるだろうと期待してチビリチビリ進む。しかしそのうち全然動かなくなってしまった。もう数百mで到着するはずだが、先ほどからずっと止まって動かなくなってしまった。
う〜ん、どうしよう…こんな状態じゃあきっと帰りも大渋滞だろうなあ…「や〜めた」と潔く諦めUターンした。
下りはすいすい、登りはず〜っと長い列が続いている。自家用車の人はまあいいが、観光バスで何かのツアーできた人達はかわいそうだなあ、今頃登ってきてもほとんど見る時間はないだろうなと人ごとながら心配になった。
この時期ここに来たら帰りはトウモロコシを買うのは習慣である。まだ少し早いせいか8本で1000円、早速帰宅してゆがいて食べた。まだ甘さが少し足りないようだ。
この花は何でしょう?白くて可憐な花が朝露に濡れて綺麗でした