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八ガ岳縦走 白駒池から編笠山
1997年7月19日(土)晴れ〜21日(月)晴れ苔むす針葉樹林と穏やかな山容の北八ガ岳、男性的な岩峰と高山植物の女王コマクサの咲ききそう八ガ岳。素晴らしい好天と眺望に恵まれたテント山行でした。
白駒池登山口…高見石…中山峠…天狗岳(東,西)…オーレン小屋(泊)…硫黄岳……横岳………赤岳
1100 1135-45 1255 1350-1435 1530 / 0505 0605-25 0725-35 0935-1010
…キレット小屋…権現岳……青年小屋……編笠山…青年小屋(泊)…観音平…JR甲斐小泉駅
1115-20 1255-1330 1410/1705 1725-40 1755 / 0505 0630 0830
梅雨明けも待ちきれず、かねてから念願の八ガ岳縦走に挑戦した。JR小海線八千穂駅からバスに乗り約1時間、白駒池登山口に到着した。麦草峠から歩き始める予定であったが、10数人の乗客が全員ここで降りたのでつられて降りてしまった。一番バスであるが時間は既に11時、今日の宿泊予定はオーレン小屋テント場である。さあ頑張って歩こう。
シャクナゲの咲く静寂なたたずまいの白駒池を過ぎ、高見石小屋迄は北八ツ特有の苔むした樹林帯、じめじめとした道は滑りやすい。小屋裏の岩魂に登ると眼下には静かな森と白駒池のたたずまいが望まれる。これよりコメツガやシラビソの樹林帯のダラダラとした登りで中山峠をめざす。と、静かな北八ツに似合わず賑やかな声が聞こえる。中学生の集団であろうか、天狗岳の見える岩だらけの展望台はまさにワーワーキャーキャーと騒々しい。これが今回の山行の賑やかさの序奏曲であった。
今年の正月に野峰さんと歩いた中山峠から天狗岳への登り、あのときは木々は雪化粧だったなあ、寒かったなあと思い起こしながら、つらい登りを20Kgのザックの重さをずっしりと感じひたすら歩く。東側は急な崖、山頂には10人くらいがくつろいでいる。展望はよい。赤岳や硫黄岳等、南八ガ岳の山々が早くおいでと手招きしているようだ。ザックをデポし三角点のある西天狗岳を往復する。西からは横岳も姿を現した。
さあ、先は長い。