高田山(1,212m) 1999年2月21日(日)晴
石尊山から望む高田山歩行時間 約5時間15分(休憩含む)
行 程 駒岩登山口……石尊山……高田山………石尊山…登山口
0945 1117-1200 1225-1340 1400-1420 1500
地 図 1/25,000図 中之条
昨日の安蘇、尾出山からの展望は今ひとつであった。で、またまた出かけたのであった。今度は群馬県四万温泉の手前にある高田山とした。中之条から四万湖を過ぎ駒岩集落に到着。公民館に車を止め(3〜4台可能)民家の裏から歩き始める。水道記念碑を左手に見て杉林となる。途中すがすがしい竹林がわずかであったが気持ちよかった。鬱蒼とした杉林が終わると程なく明るい雑木林となり鳥居に到着。ここで3人組と会った。きょうは出会ったのはこのパーティーのみであった。
ここからは軟弱な地盤の登山道、枯れ葉を踏みしめ小鳥の声を聞きながら九十九折りの道である。爽やかな気分で心地よく歩ける。コツコツコツとリズミカルな音、アカゲラの赤い色が綺麗だ。コゲラやエナガ、シジュウカラも多かった。きょうはゆっくり小鳥を眺めながらのんびり登る。そして獅子井戸の水場に到着。ほとんど水はでていない。ここからはほぼ平坦な山道となり、まっすぐ直登すればすぐにつきそうなところであるが、道はぐるっと右に巻きそして稜線を歩くようになっている。まあ、いいか、今日はのんびり山行だから…
大きな岩塊を過ぎてわずか登ると細長い石尊山山頂である。火難除けの神様が祀ってある。
いやあ、申し分ない360度の展望である。四万湖がエメラルドグリーンに輝いている。眼下の雑木林の中から先ほどのパーティーが賑やかに歩いている。こちらものんびり楽しんでいるようだ。無線で交信を試みるが今日は電波の飛びが悪いのか、しきりにCQを出すが応答がない。う〜ん、おかしいなあ。壊れたかな?しばらく展望を堪能していたら先ほどのパーティーが到着したのを機会に高田山をめざす。これより露岩のやせ尾根で上り下りを繰り返す。急な下りは所々凍結しておりアイゼンを使った方が無難だとは思ったが、わずかの距離であり、面倒くささも手伝って無理矢理降りる。木の根っこや岩角が頼りである。無事乗り切り高田山山頂着。丸っこくて広い山頂だ。展望は榛名、赤城、妙義と上毛三山の揃い踏みである。さあ、無線開始、今度はどうかなあとCQをだす。やった〜埼玉他数局と交信できた。気分良くしてワインで乾杯!!これで一安心。あんぱんとクリームパンの昼食を終え石尊山に戻る。ここで妻に連絡を入れる。
そしてまたCQ…すると以前子持山の獅子岩からつながった局が呼んできた。再開を喜び話が弾む。「良かったら寄っていかない?」そうそう吾妻の局だったなあ「はい、じゃあ下山したらまた呼びますから」といって交信を終える。
そして下りはぐんぐんと気持ちよく下りわずか40分で降りてしまった。そして先ほどの局を呼び出し無線で誘導されお宅におじゃました。お互い初対面であったが、すんなりと溶け込み無線や山の話で盛り上がった。いやあ、おまけ付きの楽しい山登りであった。これだから山も無線もやめられない