赤城山・黒檜山
花見ケ原コース
花見ケ原 ツツジ平
【登山日】 2000年5月29日(土)晴れ
【山 名】 上毛三山 赤城・黒檜山(1,828m)
【メンバー 】 単独
【行 程】 花見ケ原森林公園…1,490m…黒檜山山頂…ベンチ…森林公園
0900 1000 1105-1150 1225 1345
【地 図】 1/25,000図 赤城山
赤城山の東麓、標高1,200mにある花見ケ原キャンプ場は、今の季節ツツジが沢山です。
国道122号線を日光方面に向かえば、「駅に温泉」のキャッチフレーズで親しまれる、渡良瀬渓谷鉄道水沼駅の手前、下田沢の信号から沼田方面へ抜ける道に入りキャンプ場をめざす。
途中見える黒檜山方面は、生憎そこだけがぽっかりと雲の中である。
バンガロウの並ぶキャンプ場到着。広々とした気持ちよいところだ。しかし、今日は風が強い。雲がぐんぐんと流れていく。この調子なら山頂に着く頃には雲を吹き飛ばしてくれるだろうと期待してのぼり始める。
山頂までは、標高差約700mと結構歩きがいがありそうですが、このコース、いつ迄もだらだらと登りが続きます。
こんなにのんびり登ってて本当に山頂に着くんだろうかと心配になってきます。コースはカラマツやダケカンバ、ミズナラの新緑が綺麗です。お目当てのツツジですが、ミツバツツジはキャンプ場あたりではちょっと遅かったかなと言った感じ、レンゲツツジはまだ堅いつぼみで、最盛期の凄さがかいま見えるような群落でした。
1,400mあたりがミツバツツジがちょうど良いくらいで、それより上はまだ新緑もツツジも殆ど無い状態でした。そのかわり、ダケカンバの白い木肌が引き立って見えます。
風が強かったせいか、雲を吹き飛ばし、青空が見えてきました。だらだら登りを脱した、1,700mを過ぎる頃あたりからは展望も良くなり眼下に小沼や地蔵岳の景色が広がります。そしてわずかで駒ヶ岳からのコースと合流し、黒檜山山頂です。生憎谷川や武尊方面は、山頂方面がガスっています。日光方面も展望なしです。でも沢山の人達が、一生懸命知ってる山を探して山座同定に夢中です。
私は、少し先の小黒檜方面の尾根へと進みます。こっちへ来る人は殆ど無し、冬に登ったときは雪でいっぱいで、雪だるまになって楽しんだ記憶がよみがえります。でも、雪の消えた今の季節、ティッシュがいっぱいであまり気分良いとは言えません。そんなブルーの気分を間近に寄ってきたコルリが慰めてくれました。
帰路は、登りで追い抜いたご夫婦と途中まで山談義をしながらのんびり下りました。
森林公園では、巡回コースがあり、左の道を歩きました。静かな樹林帯は、ちょうどツツジが見頃でした。ここでキャンプしてバードウオッチングしたり、のんびり過ごすのも面白そうです
樹林帯の間から、このように日光から皇海山方面の展望が楽しめます。この展望が山頂から眺められたらなあとちょっと残念でした。
途中で見たオオカメノキです。
キャンプ場にあるバンガロウです。今度泊まってみたいですねえ。これなら家族もついてきそうです。管理棟の前にはアスレチックも楽しめる広場があります。そこでしばらくお昼寝。風が強く、曇りがちの一日でしたが、今は肌も痛くなるような青空が広がり、ついうとうととしてしまいました。
このコース、大洞方面からの急登と違ってファミリーでのんびり歩くにはちょうど良いでしょう。j気持ちよい樹林帯を、おしゃべりでもしながら歩いていけばいつの間にか山頂についていることでしょう。…ちょっとオーバーかな (^^;