女人禁制の石尊山、深高山は花いっぱい
1997年4月30日(土)晴れのち曇り、ぱらぱら雨
「花咲き誇る頂上庭園を歩く」のキャッチフレーズに惹かれ足利北部の石尊山、深高山に行って来ました。展望は霞であいにくだったものの色々なツツジや花を堪能することが出来ました。
石尊不動尊登山口…見晴台…石尊山…深高山…猪子峠…登山口
1015 1140 1200 1250-1355 1520
ここは、春一番に咲くというマンサクの花を求めて先日歩いたところである。気持ちの良い尾根歩きが気に入っていたので、今度は花の時期に妻を連れてこようと思っていたがようやく都合がつき実現した。
朝たっくんを学校に送りだし出発しようと考えていたが、どうも一緒に生きたそうにもじもじしている。「一緒に行く?」と声をかけると「うん!!」と言う返事。仕方がない。今日は私が課外授業で体育を教えることにして学校へ休みの電話を入れる(まったく困った親だ、たしか2年前にも連休中に休ませて四つ又山にアカヤシオを見に行った記憶がある)
で、家族三人元気に出発。そして小俣から猪子峠前の広場にやまびこ号をデポし石尊山登山口まで戻る。いつもは単独が多いが、今日は賑やかだ(これを連休中の家族サービスにしようかなあ)平日のためか、登山口には車はない。静かに家族ハイキングが楽しめそうだ。杉林の中を歩きわずかで「これより女人禁制」のいかめしい石柱……気にせず歩く。賑やかな小鳥の声に双眼鏡で姿を確かめる。なんと、イカルである。鳥見を始めて初見鳥である。ラッキー!!
これよりアカマツ、ヤマツツジ、ミツバツツジ、チゴユリ、ウツギ、そのたいろいろな花が目を楽しませてくれる。ドウダンツツジも多いがまだ時期がちょっと早かった。
見晴台から石尊山、そして深高山までは気持ちよい尾根歩き。ここも色とりどりのツツジが綺麗だ。ウグイスやシジュウカラの声も賑やかに聞こえてくる。しかし新緑で芽吹いた木々の葉の間にその姿を見つけるのは難しい。深高山で楽しい家族水入らずの昼食。今日は全く登山者に出会わない。やはり平日のせいかなあ。それともみんな連休でもっと遠い山に行ってしまったんだろうか?近くにこんなに良い山があるのにね。
深高山からは結構急な下り、真新しいトラロープが張られていた。そして猪子峠にでる。ここらあたりではイカリソウが沢山見られた。登山口からは私はやまびこ号をとばし石尊山登山口に戻り、車で引き返す。このころからぽつりぽつりと雨が降ってきたのだ。そして妻とたっくんをひろって帰路についた。
二人の感想は、綺麗な山だったね。このくらいならあまり疲れなかったからまた来ても良いね……でした。学校休んで行っただけの価値はあったようだ。