なに、これ?
足利 仙人ケ岳にて(2000.3.5)
マンサク求めて歩いていたら、雑木林の中で見つけました。蓑虫ではないですけど、たぶん何かの幼虫か卵がこの中で育っているんでしょう。何の巣?か気になります。kamakiri?誰か教えて!!
これってよく見ると、結構精巧に出来てるんです。下の方には空気抜きかなあ、穴があいています。
そして感心したのは、枝への取り付け方法です。上部の取り付けか枝にしっかり巻かれているのと、更に写真では良くわかりませんが、下の写真見てください。上のとりついてる部分から、細い糸状のものが伸びて末端はしっかりと木の幹の中心に巻き付けられているのです。ちょっとしたショックでは落ちないような細工が施されていたのです。
この不思議な物体の正体が分かりました。
「あるふぃん」さんから掲示板に書き込みがありました。
以下その記事の抜粋を紹介いたします。「僕も今日20日、仙人が岳と赤雪山(縦走ではなく、別々にです)に行ってきました。この繭3つ見かけました。葉が無い時期に見つけやすいのですが、これはウスタビガという蛾の繭です。ヤママユという蛾をご存知ですか?天蚕と呼ばれ、この繭で作った着物は庶民じゃ買えない位します。これはそのヤママユの仲間です。綺麗な色ですし、芸術的な形ですよね。僕は蛾が大好き、いや割と好きにしときます。蛾が好きと言うと変な人に思われる。僕はヤママユのけごを貰って育てた事がありますが、成虫の蛾には2匹育てるのが精一杯でした。羽を広げると15センチくらいの黄色っぽいとてもでっかい蛾です。泣く泣く殺して標本にしました。蛾にでも愛情が移るんです。山の方の自販機や便所にはいろんな蛾やくわがたが集まるので楽しいです」
あるふぃんさん、情報ありがとうございました