後立山連峰縦走 3
冷池山荘から扇沢バス停へ
1999年8月21日(金)晴れ
いよいよ最終日。爺ガ岳は槍穂高等北アルプスの名だたる山々やどっしりとした立山、剱等最高の展望を得ることができた。雷鳥や猿も挨拶に現れました(^^)/~~
8/21 山荘…爺ガ岳(中峰)…南峰……種池山荘…柏原新道…扇沢バス停
0515 0615-0710 0720-0735 0800 0945
日の出
3時半に目覚め外に出てみると満天の星空。
山荘前の広場では日の出を見ようと皆待ちかまえている。
5時12分頃だったろうか?雲の中から暖かそうな太陽が顔を出した。
拍手をする人、柏手を打つ人、綺麗綺麗と連発する人。
日の出はいつも新鮮さと感動を与えてくれる
爺ケ岳(2,670m)
冷池のキャンプ地から望む爺ガ岳。
名前の由来となった種まき爺さんの雪形はどこだろうか?
南峰、中央峰、北峰からなり三角点は中央峰にあり細長い頂上は展望に恵まれている。北峰はのぼれないのだろう、登山道が見あたらない。巻道を巻いて中央峰に登る。
特に立山、剱の山々は手に取るように近く壮観な眺めだ。
爺ガ岳中央峰山頂。展望に見
とれる登山者
槍穂高方面もばっちりだ
針ノ木岳方面。登ってみたい山だ
種池山荘へ
ハイマツ帯を蛇行しながら下る。快適な歩きだ
雷鳥
登山道に人だかり。何だろうと覗くと雷鳥の親子が散歩中だった。
人は全く気にならないのか、逃げようともしない。
顔も向けてくれない。全く無視された感じだ。
じっと見守る先には可愛らしい子供達が遊んでいる。
親鳥は常にグッッグッグと声を出している。子供達に安心感と位置を教えているという事らしい
種池山荘
赤い屋根が緑と青空にグッドマッチング
泊まってみたい雰囲気の小屋だ。女の人二人がアイスクリームを食べていた。本当はケーキを食べたかったそうだが売り切れたらしい。
ここから扇沢までの柏原新道はほとんど樹林帯の下り。
モミジ坂以外はきつい登りもなく、比較的楽に登れるとのガイドブックの記述だったが、結構きつい下りだった。扇沢からの登りはほとんど樹林で展望も良くなく疲れるだろうなあと感じた