西上州 毛無岩
さあ、スケッチ山行2回目です。毛無岩を選んだのはたまたま軽井沢に出張があって日曜日夜から行くこととなり、ならば昼間は西上州の山を歩いて過ごそうかと思った次第です。だからスケッチに向くかどうかなんてお構いなし、どうせまだスケッチ初心者、どこの山に行っても同じでしょう(^_^;
経塚山からの稜線を右手に進み上級者コースと書かれた岩稜歩きとなります。ちょっとした狭い岩稜を登り少し下ったところで木々がとぎれ眼前に「う〜ん、これは絵になるなあ」と思えるような景観が…腹も減ったし早く山頂まで行ってワインを飲みながら景色を楽しもうと思ってたんですが、芸術の血が騒ぎ鉛筆をとりました。
説明がないと何書いたのか分からないのはちょっと寂しいですが、一応その情景を説明します。岩の高度感や荒々しさを書きたかったんですが…
中央の黒くて出っ張ってるのが毛無岩です。登山道の西の方から眺めた景色で太陽は右上方からどんよりとした光を注いでいます。もう11月なのに暑いくらいです。岩の頂上から左下にかけて緑の木々が生えています。山頂の老松はよく毛無山の説明写真などに出てきます。本当が逆行気味で緑色に見えなかったんですが、木と言ったら緑を塗りたくなる初心者です。岩の色や荒々しさは難しいですね。平面的になってしまいました。
手前の黄色いのは、カラマツの紅葉です。岩の両側や手前にある黒っぽい色、紫やピンクっぽい色は取り巻く山々です。遠くの山は薄く近くの山は濃く書けばいいんでしょうがどうもその色が出ません。それに山の稜線や木々がうまく書き表せずにもんもんとした気持ちを書き殴っていたらこんな絵になってしまいました。
下書きは2B鉛筆、それに固形水彩透明絵の具を水筆ペン(大)で色付けしました。所要時間は8分位でした。