上り下りの多い道は終わりです。下士幌に到着。このあたりから凄い風が行く手を遮ります。こいでもこいでも思うように進まない。遠くでは砂埃で景色が見えない。あの中に突入するのはやめましょう。予定よりちょっと距離が短くなりますが、まっすぐ音更方面へと走ります。
真っ直ぐな道が続きます。緩やかなアップダウンでどこまでも続く道。地球は丸いって感じるような長い道。とてもこの風では走り続けるのは厳しい。どこか風をよけれるところで休憩しようと思うが、なかなかそんなところは見あたらない。Kさんは喉が渇いたようだ。そう言えば水持ってないような…
あったぞ、風を避けられそうなところが!道路端の大きくくぼんだところが良さそうです。「休憩にしましょう…」いやあ、疲れたね、凄い風ですねえと腰を下ろし一休み。でも顔は笑っている。楽しいね、自転車って(^o^)
人間の力なんて大したことないですねえ。このくらいの風でも立ち向かうのは容易なことではありません。自然に逆らおうなんて思ってはいけません。自然と友達になる。風は友達。向かい風もいつかは追い風になる。風のないサイクリング、考えただけでも楽しい…ん?やっぱ風がないと面白くないかもね。
さあ、体力も回復しました。あと少しです。音更まで頑張りましょう。途中、女性のロードバイカーに遭遇。素敵なウエアーに身を固めた彼女も風を楽しんでいる。手を挙げて挨拶して爽やかな印象を残し走り去った彼女に元気を貰った。
途中からサイクリングロードにはいります。このころから風も弱くなり快適な走行となる。やはり自動車がいないと安心して走れます。
いよいよ楽しいサイクリングもフィナーレに近づいた。
kさん、喉が渇いた。水飲み場があった。しかし非常にも水は出なかった。我が輩も腹が減った。どこか喫茶店にでも寄りましょうと走るが、なかなか適当なところがない。とうとう市内まで来てしまった。Kさん行きつけ?の中華料理バイキングのお店に駆け込む。このお店安くて上手い。
思いっきり食べました。
せっかく燃焼した脂肪、少しは体重減ったかなと思ったが、こんなに食べちゃ駄目だよね(^^;
満腹になったあとは、のんびりとペダルを漕いで出発地点に戻りました。
Kさん、楽しい一日をありがとう。また一緒に走りましょう。