の〜んびりと、ときは流れる
夜です。アンプの明かりで読書
テレビもない、ラジオもない。ゲームもできないよ〜。蚊取り線香たかないと蚊がぶんぶん…
日が落ちると、山には深々と闇が忍び寄る。することもなくぼんやりとしたランプの明かりで本を読む。こんな時間の使い方は普段は考えられないねえ、等と言いながら贅沢な時間を過ごす。
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食べて飲んでばっかり |
魚はどこだ? |
朝の目覚めは早い。でも寝袋の中は暖かくて気持ちよい。目は覚めてもなかなか起きてこない。時間はたっぷりあるんだから、いつまでも寝てていいですよ。我が輩は、早起きして浅間山をスケッチする。今日も噴煙が…
妻は、あたりを散策している。ワラビを少々見つけたようだ。タラの木もある。栗の木もたくさんある。「秋は栗がたくさん採れるよ」と管理人のおじさんが人なつこそうに話しかけてくる。カラマツの木の先っぽにでは小鳥が声高らかにさえずっている。
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釣り堀です(^^; この中にニジマスが30匹? |
釣り堀もあるんです。竿は一本100円で貸してくれる。餌もとりあえずある。「ちょっと小さいけど、釣れると思いますよ。たくさん釣れたらリリースしてもらっていいですよ。食べたいなら、原価の一匹200円です」。ふむふむ、期待できそうだなと、笹の刈られた真新しい急な道を下る。用心しないと転んだ拍子に切り口がブスッと刺さりそうだ。
わずかで釣り堀に到着。一同唖然!!なんと目の前には水たまりとしか思えない小さな釣り堀が…「え〜っ、こんなところに魚いるの〜」と笑ってしまった。
しかしよく見るとニジマスが5〜6匹位悠然と泳いでいる。早速竿を出す。見えているのに一向に釣れない。悠然と針の周りを泳いでいる。よし、こうなったら根気比べだ!
たっくんはあまり釣れないので、強行作戦に出た。岩陰に潜んでいるニジマスを手掴みで一匹ゲット。管理人に見つかったら怒られちゃうぞ〜。それからしばらくして我が輩の針に間抜けな一匹が食いついてきた。やった〜。お父さんは上手いだろうとここぞとばかりに親の威厳を見せつけた。
その後は一匹も釣れなかった。途中、女性が様子見に来た。「30匹位いるそうですけど、釣れますか?」って…ええっ、30匹…あの管理人、大きく出たなあ、どんなに岩陰突っついても10匹も見あたらなかったけどなあと、また一同大笑い\(^o^)/
もちろん釣った魚は焼いて食べました。でもたっくんは、先ほどまで生きていたのを食べるって可哀想だとあまり食が進まなかった。
こうして楽しいキャンプは終了した
そうそう、川は期待はずれって言ったけど、以外と遊べそうでした。草刈りしていたおじさんが「朝晩だったら結構ヤマメやイワナを釣ってる人いるよ」って教えてくれた。確かによく見るとあちこちの岩陰に隠れてじっとこちらの出方をうかがっているような視線を感じる(^^;
泳ぐことはできない深さだが、手掴みで捕まえたり、ちょっとした水遊びには家族で楽しめそうは川です。この川の近くのテントサイトにちゃんとしたトイレが設置されたら人気が出るんじゃ無かろうかと感じました。
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