日光スノーハイク

小峠 まだ1.4kmもあるの〜
 
 途中から、今日初めてのトレースがあった。
湯元方面からこの階段のところまで来て諦めたのかなあ。ようやく人の痕跡を見つけ一安心。このあたり、階段でないところはこの雪では結構道に迷いそうな雰囲気のところだ。もう迷う心配はなくなった。
問魔の階段で、常吉さんがもがいている(^_^;)  階段は雪がいっぱいです。スキーではどうも前に進めない雰囲気でした。じゃあ、スキーを外して登ろうという事になった。
「ひやあ…」と常吉さんから声があがる。またまで埋まってもがいている。スキーを持っていたら歩きにくかろうと受け取ったが、それでも状況は良くならず…う〜ん、坪足では全然駄目だということになり、またスキーを着ける。そして階段を使わずに脇を我が輩が先に進みトレースをつける。この方が歩きやすそうだ。

 しかし階段は次から次に現れる。脇も歩きにくそうなところは、上から引っ張り上げることにした。いやあ、階段は疲れるなあ。この魔の階段で常吉さんは、体力を消耗してしまったようだ(^_^;)
いやあ、お疲れさま

登れるかな う〜ん、厳しいなあ やっぱ無理みたい

 どうにか、階段の登りも終わった。林道らしきところに出てホット一安心。さあ、ここまで来ればもう安心。快適に下る。小峠への分岐に投薬。しかしトレースはまっすぐに進んでいる。あれっ、どうしたんだろう。地図を見るとその道も行けそうもないがかなり遠回りになりそうである。もう道も分かるし、小峠経由で行きましょうと、トレースのない急な斜面を下る。それもわずかで緩やかな道になると左手から先ほどのらしいトレースがあった。な〜んだ、こちらからも来れたのかあ。しかしそうだったらあの標識は何?


小峠から1.4kmとあったので、トレースもあることだしもうわずかだねと最後の元気を振り絞る。しかしなかなか着かない。そしてようやく林道に出た。湯元温泉の暖かそうな明かりが見えたときは、やった〜帰ってきたぞ〜と声を出してしまった。硫黄のにおいが心地よい。冷えた体を風呂で温めたかったが、時間も遅いので中止とした。
以外と時間をくって最後は暗くなっての下山となったが、こんなに苦労したのは久しぶりで、こんなに充実したスノーハイクも久しぶりだった。いやあ、がんばった。これで正月にお酒やごちそうで鈍った身体がぐっと引き締まった気がする(^_^)
さて、今度はどこで遊ぼうか、常吉さん

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